日本一辛い?!【祇園味幸 黄金一味】をカレー屋店主がレビュー!
どうも、SAKAIです!
愛知県一宮市で、カレー屋「CURRY THE KITCHEN」を営みながら、レトルトカレーのネット販売も行っています。
さて、新しい試みである、一味&七味レビュー!
記念すべき初回は、
【祇園味幸 日本一辛い 黄金一味】
を試食してみました。
辛い物好きさんはもちろん、自分好みの唐辛子系調味料を見つけたい人は必見ですよー!
祇園味幸 黄金一味とは?
自社栽培の日本固有種を使用した、珍しい一味
祇園味幸さんは、名前のとおり京都の会社。
香辛料、なかでも唐辛子の製造販売に特化しており、唐辛子の自社栽培も行っています。
使用されている黄金唐辛子のルーツは、なんと江戸時代までさかのぼります。
平賀源内が「指上(さしあげ)」という名前とともに、この黄色い唐辛子の絵を描いていたんだとか。
現在、日本で流通している唐辛子は、ほとんど海外産のもの。
そのなかで祇園味幸さんは、日本固有種である黄金唐辛子を大事に育て、毎年収穫しているそうです。
激辛好きさん御用達の有名な商品らしい
サイトの紹介文には、「辛さは鷹の爪の10倍」と書かれています…
実際、激辛好きには有名な商品だそうで。
これは、気合が入りますね…
祇園味幸 黄金一味を実食!
瓶入りを購入。小袋タイプも販売しています
というわけで、この【日本一辛い 黄金一味】をゲット!
今回は、瓶タイプのものをカルディで購入しました。
ネットでは、詰め替え用の袋タイプや、大容量の商品も見かけましたよ。
初速からずっと辛い。尖ったナイフのように純粋な辛味!
今回は、親子丼にかけていただきます。
僕の愛する、なか卯の親子丼。
本当に黄色いです。
遠目から見ると玉子と同化して、かけたかどうか分からん。
赤くないだけで、なんだか辛くなさそうな気がしてしまいますが…
おおおおおおおお辛いっっっっ!!
口に入れた瞬間から、インパクトの強い辛味がドカンと押し寄せます。
初速からもうトップスピード。
後味も、辛味がけっこう長く残る。
そして、辛さの質はとてもシャープです。
甘みとかえぐみとか、赤唐辛子が持つ風味はほとんど感じません。
純粋な辛味。それはもう尖ったナイフのように、パキッとした辛さです。
この感じ、僕の知っている一味とは明らかに違う…!
粒子はかなり細かいです。粉に近い。
粒が小さいほど、辛味をより感じやすくなります。
だから、こんなにはじめからドカンと辛いのかもしれませんね。
これは、激辛ファンも納得だわ。
ただし、目に入らないようくれぐれも気を付けて。
粉なので、軽くて舞いやすいんです。
鼻の粘膜に付くのも危険。本当に危険。
料理に近い、低い場所からかけてください。
料理と辛みが溶けあう
それから、気付いたことがもうひとつ。
粒が小さいほど、料理の素材に溶け込みます。
一味をトッピングとして楽しむというより、もう料理と一体化しちゃう感じですね。
だから、
「親子丼に一味をかけている」というより、
「辛い親子丼を食べている」という印象になりました。
というかむしろもう、これはあれだ、親子丼ぽいカレーだ。
辛味が素材に入り込んでくるので、薬味として使いたい・風味を変えたいという人には不向きかも。
【総評】インパクトを求めるなら最適!シャープな辛さがドカンとやってくる
祇園味幸さんの 日本一辛い 黄金一味は、とにかく純粋な辛味を楽しみたい!という人におすすめです。
赤唐辛子や青唐辛子にはない、シャープな辛さが持ち味。
さらにパウダー状にすることで、口に入れた瞬間から辛さをはっきり感じました。
薬味として、「料理の味にアクセントを加えたい」というより、「料理そのものを辛くしたい」という人にぴったりですね。
調理中に味付けとして使うというのもアリだと思います。
いずれにせよかなり辛いので、激辛好きさんでもしっかり満足できそうですよ!
今回本気レビューした「祇園味幸 黄金一味」は、
以下のページから購入できます。
なんと、黄金一味を使ったカレーも発見!
これはぜひとも食べてみたい…
食べたことのある方は、ぜひ感想を教えてください!
今回はここまで。
今後も、さまざまな一味&七味をレビューしていきますのでお楽しみに!
それではまた!
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