世界一辛い唐辛子は、名前がちょっとダサい!辛さレベルと危険度をご紹介
どうも、SAKAIです!
愛知県一宮市で、カレー屋「CURRY THE KITCHEN」を営みながら、レトルトカレーのネット販売も行っています。
前回は、唐辛子の辛さの単位についてお話ししました。
辛さはスコヴィル(SHU)という単位で表されます。
日本人に最もなじみ深い鷹の爪は、40,000~50,000SHU。
元祖激辛唐辛子ともいえるハバネロは、種類によって10万~57万SHUにもなるそう。
これだけでも、めっちゃくちゃに辛いと思いますよね。
でも、世の中にはもっともっともっと辛い唐辛子がたくさん存在するんです。
世界中の唐辛子研究家たちが、より辛い唐辛子を求めて品種改良し始めたのが1995年頃。
2001年には、100万SHUを越える唐辛子を作れることがわかり、その熱はさらにヒートアップしていきました。
そして現在(2021年)、最も辛いとギネスに認定されている唐辛子があります。
その名も、「キャロライナ・リーパー」!!
ちょっとプロレス技っぽい名前。
日本の激辛料理店でもよく使われるので、耳にした人もいるかもしれませんね。
ちなみに意味は、
キャロライナ=アメリカ南東部のカロライナ州
リーパー=死神(「リープ」で刈りとるという意味)
だそうです。
死神って名前付いちゃってるもん、めちゃくちゃ辛そうでしょ。
こちらのスコヴィル値は、驚きの220万SHU!!
こちらが、現在ギネスで「世界一辛い唐辛子」として認定されている品種です。
まさに、人間が食べられる限界ギリギリの辛さといったところですね。
ところが…
実はこのキャロライナ・リーパーより辛いとされている唐辛子が存在するんです!!
ひとつは、イギリス ウェールズ産の
「ドラゴンズ・ブレス」
え…ネーミングだっさ…
こちらは、農家のニールプライスさんや、ノッティンガム・トレント大学、専門家のマイク・スミスさんの手で開発されたもの。
スコヴィル値は248万と、これまたぶっ飛んでいます。
その激しい辛さは、とても食用に向かないとのこと。
食道破裂やアナフィラキシーショックが起こる可能性があるそうです。
そんな危険なもん、なんで開発した…?!
これだけでもかなり強烈なのですが、
さらに上をゆく最強の唐辛子があります。
それは、「ペッパーX」!!
ちょ、急にシンプルなネーミング!
スコヴィル値はなんと318万SHU!!
とんでもないやつ出てきたな!
10年かけて、アメリカ人のエド・カリーさんが開発した、このペッパーX。
ギネス認定はされていないものの、今のところダントツで世界一辛い唐辛子とのこと。
その強烈な辛さに、食べた人全員が嘔吐したそうです。
なんでもカリーさんは「命を捨てる覚悟で口に運んでください」とコメントしているとか。
いや、それ食べ物に使う言葉じゃなくない?
フグなの?
日本ではそうそう手に入らないようですが、もし食べる機会があるときはくれぐれもお気をつけて。
そうそう、カプサイシンの量が尋常じゃないので、触れるだけで焼けるようにヒリヒリ痛むそうですよ…
ペッパーXを使用しているとみられる、ホットソースを見つけました。
我こそは!という勇者は、ぜひチャレンジしてみてください…
ペッパーX 世界一辛い唐辛子 Pepper X (三種類ブレンド)
ほかにも、辛いもの好きの人ならうひょうひょ喜んじゃうような商品をいくつか見つけたので、ご紹介しますね。
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