カレー屋SAKAIのスパイス日記

カレー屋を営むSAKAIが、プロ目線でカレーを語ります。

唐辛子は何種類ある?辛さの数値は?意外と知らない唐辛子の豆知識!

どうも、SAKAIです!

 

 愛知県一宮市で、カレー屋「CURRY THE KITCHEN」を営みながら、レトルトカレーのネット販売も行っています。

 

 

最近、がぜん唐辛子に興味が湧いています。

 

カレーを作るときには必ず使うので、なじみ深いものではあったのですが、

ちょっと調べ出すと、まあ奥が深くて面白い!

 

 

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そもそも唐辛子の種類って、どのぐらいあるか知っていますか?

 

唐辛子は、ナス科トウガラシ属の草木になる実の総称です。

ピーマンやパプリカなどもその仲間で、3、000種類以上あると言われています。

万願寺とうがらしとか、日本の在来種だけでも10種類以上あるそう。

 

その中でもよく聞くのは、ハバネロ、鷹の爪、ハラペーニョとかですかね。

タイ料理が好きな人は、プリッキーヌも聞いたことがあるでしょう。

 

 

 

じゃあ、世界で一番辛い唐辛子ってどれでしょう。

実は、ちゃんとギネス認定されている、「世界一辛い唐辛子品種」というのが存在するんです!

 

その前に、ふと疑問に思うことがありませんか?

そう、「辛さって人それぞれ感じ方が違うんじゃないか?」ってところ。

 

この客観的な表現が難しい「辛さ」、ちゃんと数値にできるんです!

 

それが、1912年に化学者のウィルバー・スコヴィル博士が考案した

スコヴィル値

唐辛子をエキスにして、「どのぐらい砂糖水で薄めれば辛さを感じなくなるか」を表しているそう。

 

単位はSHUです。Scoville heat unitsの略。かっこいいな、Scoville heat units

唐辛子エキスを100倍の砂糖水で薄めたときに辛さを感じなくなったら、その唐辛子は100SHUってことですね。

 

ちなみに、日本人にとってもっとも身近な鷹の爪のスコヴィル値は、だいたい40,000~50,000SHUです。

 

元祖激辛唐辛子ともいえるハバネロは、鷹の爪の比じゃありません。

品種によって大きな差があるのですが、スコヴィル値10万~57万SHUと言われています。

ギネスに登録されたこともあるハバネロ・レッドサビナ」という品種は、57万7千SHU。いやフリーザの戦闘力か。

1990年代初頭までは、この品種が世界一辛いとされていました。

 

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1995年以降には、辛さを求めて品種改良が始まります。

 

世界中の唐辛子研究家たちが競うように辛い唐辛子を作り始め、なんと100万SHUを越えるヤバイ奴がどんどん出てきたんです!

 

その、スコヴィル値が100万SHUを越える唐辛子をまとめて、「スーパーホット」と呼ぶそうです。

絶妙にださいな…(笑)

 

で、2021年9月の時点で世界一辛いと認定されている唐辛子とは…?!

 

ちょっと長くなっちゃったので、次の投稿でご紹介します!

 

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近日中に投稿しますので、お楽しみに!

 

 

 

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唐辛子農家さんを知りませんか?

 
最後に、ちょっとしたアナウンスです。
ただいま、まとまった量の国産唐辛子を探しております。
 
我こそは唐辛子農家というかた!
もしくは唐辛子農家を知っているという方!
 
以下まで連絡ください。
info@curry-the-kitchen.com
 
ある程度の量、継続購入を考えています。
いいご縁がありますように。