カレー屋店主が、コロナ渦における経営者の思いをつれづれと【近況報告】
どうも、SAKAIです!
愛知県一宮市で、カレー屋「CURRY THE KITCHEN」を営みながら、レトルトカレーのネット販売も行っています。
今回は、僕と僕のカレー屋に関する近況をお伝えします。
愛知県でも緊急事態宣言が発出されました
新型コロナの感染拡大を受け、
2021年5月12日から31日まで、愛知県では緊急事態宣言が発出されます。
飲食店に対する要請内容も一段と厳しくなり、
休業or時短営業プラス酒類提供禁止という事態に…
詳しい要請内容についてはこちらの記事をご覧ください。
うちはランチ限定のカレー屋なので、めちゃくちゃでかいダメージというわけではありません。
不定期ですがぼちぼち営業していて、周辺で働く常連のお客様に支えられています。
本当にありがたいです。
ただ、夜は同じ店舗でピザ屋さんを営業しているんです。
こちらはお酒と一緒に楽しむ人も多いので、今回の緊急事態宣言はまぁ大打撃ですよね。
厳しい戦いになりそう。
なんといっても、「みんな来てね!」って言いづらいのが切ない。
飲食店以外も大変なんですよね
いちばんあおりを受けているのは飲食店ですが、もちろんそれ以外の事業者も厳しいですよね。
むしろ、飲食店はいちばんやり玉に挙げられている分、保証も手厚い。
もしかしたら、飲食店以上に、厳しい業界はたくさんあるかもしれません。
僕のお店がある愛知県一宮市は、繊維業がさかんです。
常連さんのなかにも繊維業の経営をされている方がいらっしゃいますが、やはり業績はかなり落ちているとのこと。
もちろん、飲食店以外にも救済措置はあります。
一時支援金と言って、前年の売り上げが半減すると補助が出るものですね。
でもこれ、売り上げが「半減」しないと、支給対象にならないんです。
さきほど触れた、僕のお客様である繊維業の経営者の方。
前年の売り上げと比較すると、4割減ほどだったらしいんです…
つまり、一時支援金はもらえません。
僕みたいな個人店でなく従業員を抱えていて、売り上げが落ちていて、なかなか復調の兆しも見えなくて…
怖い。稲川淳二の怪談話よりゾッとする。
もちろん、自分のお店に対する不安も少なからずあります。
でも、ありがたいことに保証はしっかり受けられる。
飲食店以外の方と意見交換すると、申し訳ないという気持ちが出てくるのもまた事実なんですよね。
また、飲食店に商品を納入してくださる酒屋さんや肉屋さんなども、同様に厳しい状況になっています。
いま困っている人、いましんどい人がちゃんとサポートされる仕組みができることを、願うばかりです。
正直言うと、これ以上なにやればいいんだ感
新型コロナが蔓延して1年以上たちました。
度重なる営業時間の短縮や休業要請にも負けず、さまざまな工夫を凝らしてなんとかしのいできましたよね。
今回の大きな波も、工夫して乗り越えるしかない。
でもね、正直いうと、やりつくした感があるなぁと思うんですよ。
感染対策も、ほとんどのお店が頑張っています。
クラスターを出さないように、アクリル板で仕切ったりこまめに消毒したり。
思うように売り上げが出ないなかで、物理的な負担も増えています。
テイクアウトや業態転換も、やれることはやってる。
これ以上売り上げを増やすのは、もう難しいんじゃないかな…
そんなふうに考えている経営者さんも多いと思います。
僕は現在、ネットでオリジナルのレトルトカレーを販売しています。
今回の経験を通して、店舗以外での売り上げを確保することの重要性を改めて痛感しました。
実はこの通販事業、もう少し手を広げてみようと思っているんです。
現在、計画が着々と進行中。
このあたりの話は、また次回詳しくお話しますね。
今回は、本当につれづれ綴っただけになっちゃいましたね。
次回はもう少し、明るくてワクワクするムードを出していきたいと思います。
それではまた!
SAKAIオリジナルレトルトカレーは、
AMAZONのみで販売しています。
気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。