カレー屋SAKAIのスパイス日記

カレー屋を営むSAKAIが、プロ目線でカレーを語ります。

【無印良品 スパイシーチキンカレー】は本当においしい?カレー屋がレトルトカレーを本気でレビュー!

どうも、SAKAIです!

 

 愛知県一宮市で、カレー屋「CURRY THE KITCHEN」を営みながら、レトルトカレーのネット販売も行っています。

 

 

さて今回は、「無印良品 素材を生かしたカレー スパイシーチキン」を本気レビューしたいと思います!

 

”スパイシー”って書いてあるだけでそそられちゃう人、僕だけじゃないはず。

 

目次はこちら。

 


無印良品 素材を生かしたカレー スパイシーチキンとは?

 

現地のスパイス使いを学んだ本格派

今や無印良品の看板商品ともいえるレトルトカレー

商品開発にあたっては、日本はもちろんインドやタイに赴き、現地のスパイス使いをしっかり学んできているそうです。

 

今回いただくスパイシーチキンは、インドのミックススパイスである「ガラムマサラ」をしっかり効かせた本格派。

無印良品のカレー売り上げランキングでは、常に上位に入っている人気商品です。

 

ちなみに、現地の味を再現すべく、化学調味料・合成着色料・香料などは使っていません。

 

www.muji.com


無印良品 素材を生かしたカレー スパイシーチキン」の商品情報


まずは商品の基本情報です。

 

  • 商品名:無印良品 素材を生かしたカレー スパイシーチキン
  • メーカー:無印良品
  • 内容量:180g(1人前)
  • 価格:1個 350円(公式サイトによる)
  • 温め方:湯せんで5~7分/器に移して500Wのレンジで約2分

 


無印良品 素材を生かしたカレー スパイシーチキン」を実食!


黒っぽくてサラサラのテクスチャー

まずは見た目をチェック。

かなり色が濃いですね。

ターメリックの黄色みはあまりなく、黒っぽい見た目です。

 

それから、テクスチャーがサラサラ。

日本のルーカレーや乳製品をたっぷり使ったカレーのような、とろっとした質感はほとんど感じられません。

 

 

そして、まず一番に感じた香りはシナモン。

 

僕の脳裏にふと浮かんだのは、上野の名店「デリー」のカシミールカレーです。

こちらの商品よりもっとシャバシャバしていますが、香りと色合いがよく似ています。

スパイスの配合が近いのかもしれません。

 

このバランス感…ただものじゃねえな。

 


シナモン・カルダモン・トマトの酸味

 口に入れると、先ほど感じたシナモンの香りがよりはっきり伝わってきます。

おそらく、シナモンスティックを油に投入して、ていねいに香りを引き出しているんでしょう。

 

でも、もちろんそれだけじゃない。

あとからカルダモンの爽やかな香りが追いかけてきます。

このカルダモン、カレーに少し入れるだけで本当に奥行きのある味わいになるんです。

上品なアクセントを加えられる、唯一無二と言ってもよいスパイスでしょう。

僕も大好きでよく使っています。

 

油はけっこう多め。

スパイスの香りは油に移ります。

だから、香り高いカレーを作るためには油をたっぷり使うことが重要なんです。

 塩味もしっかり感じるし、このあたりで現地っぽさをしっかり演出していますね。

 

 

それから、トマトの酸味も感じます。

本場のインドカレーって、意外とトマトをたくさん使わないレシピが多いんです。

おそらく、食べやすさを重視してあえて多めに使用しているのでしょう。

 

 

 

万人が食べられるギリギリのラインを攻めた辛さ

僕がいちばんすごいなーと思ったのは、辛さのチューニングです。

 

食べ進めるうちに、トウガラシの辛さがジワジワジワジワやってきます。

汗がほんのり額ににじんで、身体が熱くなってくる。

 

でも、「辛すぎて食べられない!」ってほどではない。

それでいて、「これ全然辛くないじゃないか!」っていうクレームもこない。

 

たぶん、これ以上辛味を増やすと、完食できない人が一気に増えてしまうでしょう。

多くの人に受け入れられるためには、辛すぎてはダメなんです。

でも、辛口派が物足りなさを感じるのもダメ。

この 相反する二つの要素をギリギリクリアできる、絶妙なラインを実現していると感じました。

 

さすが無印良品!!さすが人気商品!!

 

玉ねぎのコクと甘みをうまく使い、日本人好みにまとめている

 もうひとつ印象的だと感じたのは、玉ねぎの使い方です。

 

 日本のカレーのCMには「じっくり炒めた玉ねぎの甘み」「飴色玉ねぎのコク」といったキラーワードが登場しますよね。

 

これこそが、日本式カレーの特徴。

玉ねぎをじっくり炒めると甘みやコクが出て、カレーの味わいにボディ感を加えることができます。

この甘みやコクが、日本人は大好きなんです。

 

現地のカレーは玉ねぎをじっくり炒めるということもないし、そもそも玉ねぎの使用量も少なめです。

この商品は、この玉ねぎのボディ感をうまく使って日本人好みに仕上げているなぁと感じました。

 

まさに、

スパイスと塩が主役のインドカレー
コクや甘みを重視した日本のカレーのいいとこ取り

といったところでしょう。

 

やっぱすごいわ、無印良品

 

 

 

【総評】カレー通も大満足!辛さ・香り・うまみの揃った大傑作

 

 無印良品 素材を生かしたカレー スパイシーチキンは、本格的なのに万人に受け入れられる、絶妙な美味しさでした。

 

はっきりスパイシーでしっかり辛い。

シナモンやカルダモンの香りがしっかり立ち上り、それはそれは本格的です。

そして玉ねぎのコクやトマトの酸味など、食べやすさに対する工夫も見られます。

 

現地の味わいに慣れていない方もカレー通も満足できる、レトルトカレーの傑作と言ってよいでしょう!

 

ちなみに僕はライスで食べましたが、ナンもきっと合うと思います。

そのままでも素晴らしい完成度ですが、素揚げ野菜などを乗せるアレンジもおすすめ。

公式サイトでは、つけ麺のスープにアレンジするレシピなんかも掲載されていますよ。

 

 

いやはや、無印良品の圧倒的なクオリティーをまざまざと見せつけられちゃいました。

みなさんも、ぜひ一度お試しください!

 

 


今回本気レビューした「無印良品 素材を生かしたカレー スパイシーチキン」は、

以下のページから購入できます。

 

 

 1袋から買えるのがありがたい。

 

ハマっちゃった方はまとめ買いがお得!

 

スパイシーなのに全く辛くないタイプも!

辛口カレーが苦手な方はこちらをどうぞ。 

 

 

無印良品のカレーは、以下の商品もレビューしています。

よろしければこちらもご覧ください。

 

curry-sakai.hatenablog.com

 

 

 

SAKAIオリジナルレトルトカレーは、

AMAZONのみで販売しています。

気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。

 

【無印良品 バターチキンカレー】は本当においしい?カレー屋がレトルトカレーを本気でレビュー!

どうも、SAKAIです!

 

 愛知県一宮市で、カレー屋「CURRY THE KITCHEN」を営みながら、レトルトカレーのネット販売も行っています。

 

 

 

今回は、僕がレトルトカレーを初めて作るときにも参考にさせてもらった、

無印良品 素材を生かしたカレー バターチキン」を本気でレビューしたいと思います!

 

先に言っておきますと、めっっっちゃうまいです。

 

目次はこちら。

 

 

無印良品 素材を生かしたカレー バターチキンとは?

 

無印良品のトップオブザカレー、バターチキン

 

家具・雑貨・衣料品・食品と、暮らしにかかわるあらゆるものを揃える無印良品

そのなかでもレトルトカレーは非常にクオリティーが高く、幅広い世代から人気を集めています。

 

人気過ぎて、味のバリエーションは今や40種類以上!

その中でもトップクラスに売れているのが、このバターチキンなんです。

 

www.muji.com

 

 

冒頭でも少し触れましたが、僕は2016年から、レトルトの「SAKAIオリジナルカレー」を展開しています。

その第一弾の商品開発の際には、このバターチキンを徹底的に勉強させてもらいました。

 

そんな思い出深いレトルトカレーを、今回改めてレビューしたいと思います。

 

 

無印良品 素材を生かしたカレー バターチキン」の商品情報

 

まずは商品の基本情報です。

 

  • 商品名:無印良品 素材を生かしたカレー バターチキン
  • メーカー:無印良品
  • 内容量:180g(1人前)
  • 価格:1個 350円/10個セット 3320円(公式サイトによる)
  • 温め方:湯せんで5~7分/器に移して500Wのレンジで約2分

 

 

無印良品 素材を生かしたカレー バターチキン」を実食!

 

赤い見た目が珍しい

皿に盛りつけてまず一番気になったのは、やや赤みがかった色。

 

バターチキンというのは、通常バターや生クリームなどの乳製品をたっぷり使っているので、薄茶色に白を混ぜたような外見になるんです。 

 

このバターチキンはもちろん白っぽさもあるのですが、それ以上に赤みがある。

これはトマトの色ですね。

トマトをきかせたさっぱりとした味わいが想像できます。

 

そして、特筆すべきは具の大きさ!

レトルトカレーにしてはかなり大きめの鶏肉です。

ごろごろっと入っているので、食べ応えを求める人にも向いていそう。

 

 

トマトの酸味で食べやすい!絶妙なバランス感

ではさっそくいただいてみましょう。

 

あ…

美味しい…!!

 

バターやクリームのなめらかさを感じる一方で、トマトの爽やかな酸味を感じます。

この酸味によって、ともすればしつこく感じてしまう乳製品のクリーミーさを、ほどよく緩和させていますね。

 

これは、絶妙なバランス。

めちゃくちゃ食べやすいです!

めちゃくちゃバランスが取れた味わいなので、ルーだけでずっと食べられる。

合わせる主食は米でも悪くないけど、香りの強いナンの方がよりマッチしそうです。

 

こってりしたカレーが苦手な方は、バターチキンを敬遠しがちですが。

そういった方でも、これはいけると思います。 

 

それから、けっこうしっかりオイルを使っています。

オイルはスパイスの香りを引き出すために必要不可欠。

スパイスの風味は油に溶け込むので、香り高いカレーを作るならオイルをケチってはいけません。

でも、あんまり多いともったり重いカレーになってしまう。

そのあたりのバランス感覚が素晴らしいですね。

 

辛さは控えめ。お子さんでも食べられる

バターチキンは辛味を抑えたものがほとんどですが、こちらの商品もあまり辛さを感じません。

辛いカレーが好きな方はちょっと物足りないでしょうね。

スパイス感もやや控えめです。

 

お子さんでも食べやすいけど、お子様カレーの甘ったるさはありません。

家族みんなで同じカレーを食べたいって時にもいいですね。

 

カスリメティとカシューナッツで奥行きをプラス

そして、このカレーの骨組みを支えていると感じた要素が2つあります。

 

それは「カスリメティ」と「カシュ―ナッツ」。

 

カスリメティとは、フェヌグリークの葉を乾燥させたもの。

このカスリメティは、スパイスカレーのお店で仕上げにパラパラと振りかけることの多いスパイス。

見た目はアオサみたいなんですが、甘やかで奥行きのある香りを持っているんです。

口に入れると、このカスリメティの香りがふんわり鼻に抜けていきます。

砂糖や玉ねぎの甘みだけじゃなく、こういうテクニックを使ってくるところがニクイですね。

 

それから、カシューナッツ

じつは、バターチキンカレーはカシューナッツを使うのが伝統的なレシピなんです。

 

トマトのさわやかな酸味の奥でちゃんとコクを感じるのは、このカシューナッツのおかげでしょう。

縁の下の力持ち感。

支えてるわー。素晴らしいわー。

 

【総評】圧倒的な食べやすさで大手カレーに負けない美味しさ

 

無印良品 素材を生かしたカレー バターチキンは、大手レトルト食品メーカーにも負けない美味しさでした。

 

あえてトマトをしっかり主張させることによって、個性をアピールしつつ食べやすさを後押し。

重たさを感じないバターチキンカレーって実は少なくて、この味にハマってしまったらついリピートしたくなっちゃうと思います。

 

 

辛さも控えめで好みが分かれないので、備蓄食料としても優秀なのではないでしょうか。

 

気になった方は、ぜひ一度たべてみてください!

 

 

 

 

今回本気レビューした「無印良品 素材を生かしたカレー バターチキン」は、

以下のページから購入できます。

 

 

 ネットでも1個から買えるのは嬉しいですね。

 

 

 2~3人前のお得な大容量も! 

 

 

 リピーターにはまとめ買いがおすすめ。

 

 

 

 

 

今回はここまで。

それではまた!

 

 

 

無印良品のカレーは、以下の商品もレビューしています。

よろしければこちらもご覧ください。

curry-sakai.hatenablog.com

 

 

 

SAKAIオリジナルレトルトカレーは、

AMAZONのみで販売しています。

気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。

 

飲食店をやるなら、みんな紙おしぼりを使えばいい。僕が布おしぼりを使わない3つの理由

どうも、SAKAIです!

 

愛知県一宮市で、カレー屋「CURRY THE KITCHEN」を営んでます。

 

ホームページはこちら。

curry-the-kitchen.com

 

 

今回は、飲食店開業を考えている人、もしくはすでに飲食店を経営している人にむけて、僕が超絶推しているおしぼりをご紹介します。

 

お店のコスト管理や衛生管理にお悩みの方は、この記事を読むと解決できるかもしれません。

 

 

 

布おしぼりと紙おしぼり、実際どっちがいいの?

 

日本の素晴らしい文化、おしぼり

 

飲食店に入ってまず渡されるのが、おしぼりですよね。

 

手を清めて清潔な状態で食事や飲み物を楽しむ。

日本の素晴らしい文化です。

 

ところで、飲食店で出てくるおしぼりには2種類あります。

布製と紙製ですね。

 

布おしぼりはやや大きめで、だいたいクルクルと丸まった状態で提供されます。

 

 

お店によっては専用のタオルウォーマーでほかほかに温めたり、暑い時期にはキンキンに冷やしてあったり。

季節に合わせた気遣いを表現できるポイントでもあります。

 

 

一方紙おしぼりは、布製よりやや小さめのタイプが主流。

コンパクトに折りたたまれており、ひとつずつビニールなどで包装されています。

 

 

飲食店以外にも、カラオケ店などで見かけることもありますね。

お弁当やハイキングなんかのときにも重宝します。

 

理由①布おしぼりには致命的な欠点がある

 

ところでみなさんは、こんな経験がありませんか?

 

とある飲食店に入り、渡されたおしぼりを広げてみると。

 

クサい。

明らかに雑菌が繁殖した、むわっとしたにおいがする。

 

 

あと、こんな経験もありませんか?

 

店員さんが前の人の食器を下げて、急いで水拭きしてくれた席に腰をかけると。

 

クサい。

明らかに、いまさっき拭かれたはずのテーブルが異臭を放ってる。

 

どちらも一度は経験があるのではないでしょうか。

 

 

 

突然ですが、僕にはどうしても嫌いなものが3つあるんです。

 

それが、

けんか・渋滞・生乾き

 

生乾きのにおいは、本当にこの世から消えてほしい。

 

だって、おしぼりがクサかったらそのにおいが手につくでしょう。

水拭きするダスターがクサかったら、テーブル全体がクサくなるでしょう。

食事のいい香りが台無しですよ。

そもそも、おいしく楽しく食事をしようという気持ちも萎えちゃいますよ。

 

僕が客なら、おしぼりのクサい店には行きたくありません。

 

でもこういうのって、店側の立場になったとたん鈍感になっちゃうんですよねぇ。

 

理由②布おしぼりは衛生管理がたいへん

 

実は、布おしぼりがクサい問題の裏に、ある事情が隠されているんです。

 

たいていのお店は、おしぼりのレンタルサービスを利用しています。

このサービスは、契約した数のおしぼりを定期的に届けてもらい、それと交換で使用済みのものを回収してもらうシステム。

 

つまり、ありていにいえば「使いまわし」です。

 

もちろん、ちゃんとした設備でちゃんと洗浄し、殺菌もしてくれているはずです。

だがしかしね、抗菌仕様ではないおしぼりも多いんですよ。

だから、お店に届いてから時間が経てば経つほど、雑菌が繁殖する可能性は高くなります。

 

特に今はコロナで来客が激減しているお店も多く、こういった備品の類も回転が悪くなっています。

しめったおしぼりが長く使われずにずーっと保管されていたら?

そりゃ間違いなくクサくなりますよ。

 

このあたりに鈍感な飲食店経営者、意外と多いんですよね。

衛生管理って、飲食店をやるなら基礎の基礎の基礎の話ですよ。

でも、気付かない。うっすら気付いていても気付かないふりしちゃう。

 

これじゃあダメです。

もっと雑菌の感度を上げていかないと!

 

理由③紙おしぼりはどこまでも衛生的

で、ここで僕の大好きな紙おしぼりの話です。

紙おしぼりは、個包装されている使い捨てのおしぼりです。

 

メーカーによって仕様はさまざまですが、ほとんどが抗菌タイプ。

使用期限内に使えば、雑菌が繁殖する可能性は限りなくゼロです。

 

もちろん、衛生管理を徹底しているおしぼりレンタル屋さんもあります。

最新技術でおしぼりを抗菌コーティングして、清潔な状態をキープできるように工夫しているでしょう。

 

また、しっかりしているお店もたくさんあります。

店内で使うダスターを毎日煮沸してしっかり乾かして、雑菌が繁殖しないように細心の注意を払っているでしょう。

 

ただ、それでも僕が言いたいのは、
でも、開けたての紙おしぼりにはかなわないでしょ」ってこと。

 

使い捨ての紙おしぼりを使うことが、何より衛生的だと思いませんか?

 

心から推す紙おしぼりはコレだ!

 Pocket Oshibori SILKY(シルキー)

 

でも紙おしぼりって小さくてなんだかきれいになった気がしない…

丸まったり破れやすかったりで使いにくい…

そもそも紙おしぼりって安っぽくない?

 

そんな声が聞こえてきます。

わかる、わかりますよ。

 

そのような悩みを全部解決してくれるおしぼりがあるんです。

 

それがこちら!!

 
 FSX株式会社さんの販売する、
Pocket Oshibori SILKY(シルキー)です!!
 
 
 
 
S/M/Lと3サイズありますが、僕はいつもLサイズを買っています。
 
 
長らく飲食店をやってきて、僕はありとあらゆるメーカーの紙おしぼりを試してきました。
その中でも、これがダントツ。本当にすごいんです。
 
 

紙おしぼりSILKYの圧倒的な魅力

 
 
 
まず、生地がめちゃくちゃしっかりしている。
かなり丈夫な不織布でできており、ちょっとやそっとじゃ破れません。
 
この丈夫さがもう、本当に素晴らしくて。
軽く使用したおしぼりでもまだ全然しっかりしているので、キッチンの掃除なんかにも使えるんです。
 
驚くべきことに、油汚れとかもかなりきれいになっちゃう。
キッチンペーパーやティッシュなんかより、ずっと優秀です。
この戦闘力の高さ、惚れる。
 
それから、手をすっぽり覆えるサイズ感。
Lサイズは280×265mmと、紙おしぼりの中ではかなり大判です。
 
生地が丈夫でこんなに大きなサイズだから、全然安っぽさがないんですよ。
水分もたっぷり含んでいて、途中で乾いてしまうこともない。
一人で何枚も使うことになって結果的に高くつく、という事態も防げます。
 
 
 
 
そして、コストパフォーマンスも最高。
2021年4月7日時点では、900本入って6,316円。
1本あたり約7円です。
 
ちなみに布おしぼりのレンタルサービスも、1本10円くらいはかかります。
 
え。このクオリティでこの値段。かなり安いでしょう。
 
 
ちなみにこのおしぼりには、ウイルスや菌を99.99%以上抑制する「VB」という特許技術を使用しています。
もう、なにそれ。無敵じゃないか。
 
 
さらにダメ押し。
包装もちょっとマットでかっこいいんです。
厚みがあって高級感を感じさせます。
 
 
 
リーズナブルで衛生的で、掃除にも使えるほど丈夫でなおかつ高級感もある。
僕がこのおしぼり以外使いたくないって思う理由、分かってもらえましたか?

 

自宅用なら100本入りもおすすめ

 
僕がいつも購入しているのは、900本入りの業務用サイズです。
ここから各購入ページに飛べます。
 
正直、飲食店の人はみんなこのおしぼりを使えばいいと思う。
売れすぎて自分が買えなくなっちゃったら困るけど、 それでもみんなにこの良さを知ってもらいたいんです。
 
でも、自宅で使いたいって方にはちょっと多いですよね。
そんな方のために、こちらの100本入りのページも用意されています。
 
時間がある方は、ぜひレビューも読んでみてください。大絶賛されています。
外出先はもちろん、家の中のちょっとしたウイルス対策に使っている人が多いようですね。
 
 
 
 
 
(ついでに言うと…
メーカーのFSXでは、この技術を使用した布おしぼりレンタルも行っています。やっぱり布おしぼりじゃなきゃ嫌だ!という方はこちらもぜひ参考にしてください。
 

www.virusblock.jp

 

 

さて、今回は僕の超絶おすすめおしぼりをご紹介しました。

これからも、こんなふうにおすすめ商品をご紹介していきたいと思います。

 

それではまた次回をお楽しみに!

 

 

 

SAKAIオリジナルレトルトカレーは、

AMAZONのみで販売しています。

気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。

 

オリジナルレトルトカレー「SAKAIグリーンカレー」のこだわりとは?

どうも、SAKAIです!

 

愛知県一宮市で、カレー屋「CURRY THE KITCHEN」を営んでます。

 

ホームページはこちら。

curry-the-kitchen.com

 

さて今回は、僕が試行錯誤して作り上げたオリジナルレトルトカレーを紹介したいと思います!

 

 

 

 

SAKAIオリジナルカレー開発までの道のり

 

現在販売しているのは「SAKAIグリーンカレー

(※2021年6月3日追記

   マッサマンカレー・バターチキンマサラも入庫しました!)

 

現在SAKAIオリジナルカレーとして販売しているのは、「SAKAIグリーンカレー」の1種類。

AMAZONさんで販売しています。

 


SAKAIグリーンカレー レトルトパウチ×3個

 

こちらは、かなりニンニクをきかせた、日本であまり見かけない味わいです。

ココナッツミルクもしっかり感じるんだけど、あくまであっさりシンプルな甘みを追求。

まったり感が少ないので一口めはびっくりするけど、ついスプーンが止まらなくなっちゃう。

そんなバランス感を目指しました。

 

SAKAIオリジナルカレー開発の経緯

 

レトルトカレーの販売をスタートしたのは、2016年のことでした。

 

あるとき、知人からこんな話を持ち掛けられたんです。

 

「タイのゴルフ場で、SAKAI君のカレーを売れないかな?」

 

マレーシアといいタイといい、知人が世界に進出しがち。素晴らしいですね。

 

そのころ僕は、ちょうどカレーのパウチ化をぼんやり構想していた時期でした。

ちょうどいいタイミングなので、思い切ってレトルトカレー開発に乗り出すことにしたのです。

 

無印良品のカレーを研究し尽くす

 

さて、レトルトカレーといえば大手食品会社のイメージが強いですが、ほかにも最近人気のブランドがありますよね。

 

そう、無印良品

 

無印良品レトルトカレーの商品数は、いまやなんと40種類以上。

さらに、バラエティーも豊富です。

お子さんでも食べられるマイルドなタイプから、通好みのマニアックなタイプまで、いろんな人に刺さる商品を展開しています。

その豊富な品ぞろえは、もはや大手メーカーを引き離す勢いです。

 

僕がレトルトカレー開発に乗り出すとき、この無印良品に注目したんです。

 

無印良品の数あるカレーの中で、最も売れていたのが「バターチキンカレー」でした。

バターや生クリームなどの乳製品をたっぷり使った、クリーミーでマイルドな味わいが特徴のバターチキン。

スパイスの刺激は控えめです。辛味も抑えたレシピが多いですね。

 

バターチキンは、日本人の口に合う要素がたくさん詰まっているんです。

だから、どんな人にも好まれる。

つまり、本格的なインドカレーのなかでも、かなり裾野の広いスタイルなんです。

 

レトルトカレー第一弾は、バターチキンカレーを作ることにしました。

それも、「無印よりおいしいバターチキンカレー」を作る。

そんな目標に掲げて、納得のいくまで何度も試作を繰り返しました。

 

 

そうして出来上がったのが、SAKAIバターチキンマサラです。

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めちゃくちゃ自信作ができちゃった。
 

 無印のバターチキンも、素晴らしい完成度です。

美味しい。とてもよくできていて万人に好かれる味です。

そのカレーを超えるものを作るんだから、そりゃ大変でしたよ。

 

大事にしたのは、店で食べるのと同じ、シンプルな味わいにすること。

なので、保存やら添加物やらは一切入れていません。

 

原材料、見てください。

鶏肉、ソテーオニオン、生クリーム、牛乳、バター、ガーリックペースト、トマトペースト、カレー粉、食塩、ターメリックパウダー、ナタネ油、クミンパウダー、クミンシード(一部に乳成分、鶏肉を含む)

ね。

スパイスがあれば、すぐに自宅で作れそうな材料ですよ。

 

 あ、でも作らないで!できればこのカレー買って!

 

グリーンカレーも美味しいよ!

 

タイで出会った斬新なグリーンカレー

 

で、ここまで言っておきながら、謝らなければいけないことがあります。

 

実は、バターチキンマサラの方は品切れ中なんです…

 

食べたい!と思ってくださった方、申し訳ありません。

でも近々再販する予定なので、ぜひその時を楽しみに待っていてください!

 

 

 冒頭に述べた通り、現在はグリーンカレーのみを販売しています。

(※2021年6月3日追記

   マッサマンカレー・バターチキンマサラも入庫しました!)

 

SAKAIグリーンカレー レトルトパウチ×3個 

 

 

 

 

こちらも僕のこだわりをぎゅっと詰め込んだカレーなので、ぜひ一度食べてみてほしい!

 

パッケージにもある通り、このグリーンカレーバンコクの小さな屋台のメニューをもとにしています。

 

その出会いは 2018年5月。

美味しいカレーとレトルトカレー第二弾のヒントを探しに、タイのバンコクで食べ歩きをしていた時のことです。

 

ふと入った路地裏の小さな屋台に、そのカレーはありました。

 

まず、甘くない。

それから、ニンニクがはっきり主張してくる。

 

 

グリーンカレーは、 ココナッツミルクの甘みをしっかり感じた後で、じわじわ辛味が押し寄せてくるタイプが主流です。

むしろ、そのはっきりとしたコントラストがグリーンカレーの魅力、ともいえますよね。

 

でも、そのカレーは違いました。

すっきりとした甘みなのに、ちゃんとグリーンカレー

そして、最後まで全然飽きない。

 

 

…このシャープさ、斬新すぎる。

 

慣れ親しんだグリーンカレーのバランス感とは全く異なる味わいに、僕は衝撃を受けました。

 

 

 

この味に心打たれた僕は、帰国後すぐに行動開始。

試作を重ね、すぐに商品化したというわけです。

 

 好みは分かれるかもしれない、でもこの味がいいんだ

 

そんなわけで、バターチキンマサラとは真逆の方向性のカレーが誕生しました。

 

バターチキンは辛さもかなり控えめで、万人受けする味わいを目指しています。

でも、このカレーはかなり辛め。

スパイス感はもちろんのこと、ニンニクの量もかなり攻めてます。

 

正直、好みは分かれると思っています。

でも、僕がとても美味しいと思って作ったものなので、自信はあります。

 

ぜひ一度食べてみてください。

グリーンカレーのイメージが、ちょっと変わるかもしれません。

 

 

 

今回はここまで。

それではまた!

 

 

 

 

SAKAIオリジナルレトルトカレーは、

AMAZONのみで販売しています。

気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。

 

 

 

SAKAI、マレーシアでカレー修行

こんにちは、SAKAIです!


愛知県一宮市で、カレー屋「CURRY THE KITCHEN」を営んでます。

 

curry-the-kitchen.com

 

 

 

前回は、僕のお店「CURRY THE KITCHEN」を開くまでのお話でした。


前回までの記事はこちらからどうぞ。

僕がカレー屋を始めたわけ① - カレー屋SAKAIのスパイス日記

僕がカレー屋を始めたわけ② - カレー屋SAKAIのスパイス日記

 

今回はタイトルの通り、SAKAIがマレーシアでカレー修行するという話です。

急展開過ぎる!

 

 

 


なんとなく行き詰った感が拭えない時期

 

前回お話ししたように、「CURRY THE KITCHEN」は2011年3月20日にオープンしました。

 

飲食店経営の経験なんてなくて、開店準備も営業もすべて手探り。
本やネットからの知識をもとに独学でカレーを作り、日々の営業をこなしていました

 

僕のお店の近くには、大きな会社や市役所などがあります。
そんな恵まれた立地も手伝って、幸いにもお客様は着実に増えていきました。

 

経営状況は良好。
でも正直なところ、自分の作るカレーに心から満足できない。
もっとできることがあるはず。もっと美味しいカレーを作れるはず。

 

ほんのりとした行き詰まり感というか、なんとなくもやもやとしたものを抱えていたのです。

 

そんなふうに試行錯誤しながら過ごすこと3年2カ月。
大きな転機がやってきました。

 


マレーシア行きを即決

 

それは、学生時代の友人に招待された結婚式でした。
たまたま同席した僕の先輩が、マレーシアでビジネスをするパートナーを探していたんです。

 

数年ぶりに再会した先輩は言いました。
「マレーシアでさ、カレー屋やりたくてさ。現地に行ってくれる人を探しているんだよね」


先輩は、僕がカレー屋を営んでいることを知っていて言ったのではありません。
ただの偶然。というかミラクル。

 

僕はこたえました。
「先輩。嘘かと思うかもしれませんが、僕いまカレー屋やってるんですわ」

 

先輩
「そうなんだ。じゃあ一緒にやる?」

 


「あ、やります」


はい、ものの5分でSAKAIマレーシア行き決定。


いや、即決する僕も僕だけど、先輩も先輩だわ。
でも、物事が動くときって、あっけないくらいスピーディーに動くもんなんですよね。


先輩とそんな会話をしたのが2014年3月1日。
7月にはマレーシアで働いていました。


マレーシアで働く間、「CURRY THE KITCHEN」は休業することに決めました。
でも、お店は残したまま。
もちろん、毎月の家賃は発生します。
帰ってきたときにまた同じ場所で再開したかったから、そう決めたんです。

 

マレーシアに行くことが、きっとこの店にいい変化をもたらしてくれるはず。
そう信じて旅立ったのです。

 


マレーシアで3店舗を立ち上げる

 

マレーシアでは、現地の実働部隊として陣頭指揮を取りました。

 

仕事内容は、お店の物件決めから求人募集、メニューの考案、実際の営業など全て。
慣れない業務も多かったので、もちろん大変です。
でも、すべてが新しい刺激に満ちていて、やりがいと楽しさを感じていました。

 

お店は首都クアラルンプールの、70席ほどある広い店舗でした。
提供するメニューは日本風のカレー、それから豆腐サラダとかハンバーグとかクリームコロッケとか。
内装は、カフェバーのようにちょっとおしゃれにして。
お酒やスナック類も充実させて、さまざまなニーズに応えられる店に仕上げたつもりです。

 

1軒目のオープン後には、他にも2店舗の立ち上げと運営に関わりました。
その間約1年半。
個人店にはない視点を学べて、海外ならではの出来事もあったりして、本当にいい経験を積めたと思います。
この時間は、本当に自分にとってかけがえのないものです。
飲食店を営む上での視野が広がりました。

 


現地スタッフが作るまかないカレーが衝撃的にうまい

 

たくさんの学びがあったマレーシア生活。
そのなかでも特に、僕のカレー人生に大きな影響を与える出会いがありました。

 

それは、現地スタッフの作る「まかないカレー」。
日本式のカレーに慣れていた僕にとって、彼らの作るカレーは衝撃的だったんです。


それはもう、僕が知っているカレーのレシピと何もかもが違いました。

 

まず、オイルたっぷり。
日本人の感覚だと引くほどたっぷりです。
トプトプと入れます。

 

それから、スパイスもたっぷり。
辛味があるものもそうでないものも、どっさり豪快に入れます。

 

反対に、玉ねぎとトマトはほんの少し。
日本のカレーは、玉ねぎを炒めて甘さとコクを出すのがキモなんです。
だから、玉ねぎはたっぷり使うのが基本。
このバランス感は、日本人には思い浮かばないですよ。

 

日本人的な感覚で表現すると、「スパイスで味付けした油っこい肉野菜炒め」といった感じ。

 

いや、びっくりするでしょ、これは。
これがカレー?って感じでしょ。

 

でもね、これが毎回めちゃくちゃ美味しいんですよ。
まかないだから、そんなに豪華な食材を使うわけではない。
でも、毎回めちゃくちゃ美味しい。
僕のカレーに対する概念が、ガラガラと音を立てて崩れていきました。

 

そして同時に、僕は思い至ったんです。

 

これだよ。
これなら、自分が心から美味しいと思ったものをお客様に食べてもらえる。

 

そう。彼らの作るこのカレーの味を、日本の店「CURRY THE KITCHEN」へ持ち帰ることにしたんです。

 


自分の料理に自信を持てる幸せ

 

そんなわけで、帰国後はあのまかないカレーを取り入れたカレーを作り始めました。

 

それから5年半。
自画自賛できるほど美味しいカレーが作れています。
なんとなく行き詰まっていた、自分のカレーに自信を持てきれなかったあの頃が嘘みたいです。

 

でも、あの経験があるからこそ、自分の料理に自信を持てることの幸せをひしひしと感じているんです。

 

いや、絶対プロに習った方がいいですよ、プロとして商売するなら。
それがお客様を満足させる近道ですからね。

 

ただ、僕は遠回りした経験も悪くなかったなぁと思っています。
そもそも、そうでなければマレーシアに行かなかったかもしれない。
また、自信を持って提供できることがいかにありがたいことが、気付かなかったかもしれないから。


そんなわけで、僕はお店をオープンさせるたびに幸せを感じています。
美味しいカレーを作ることができて、その美味しいカレーを食べてくれるお客様がいて。
もうそれだけで幸せ。最高。

 

人生の経験はすべて繋がっています。
現状に満足せず、もっと何かできないかあがいてみるのも大事。
ただ、その時は苦しくても、時間差でリターンがくることもあります。

 

たくさん努力したり工夫した後は、えいっと思い切って感覚で動いてみるのもいいかもしれませんね。


今回はここまで。
それではまた!

 

 

 

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気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。